LOVE MY LIFE BOOKSは「アメリカ型」でやっています。☆お問い合わせはお気軽に！というお話

　服屋で店員さんが近づいて来ると、わたしは緊張するタイプです。特に買う気もないのにウィンドウショッピングしていたときは、心の中で「悪いな〜」と思って､早々に退散してしまいます。

　うろ覚えですが（すみません！）、昔アパレル会社に取材して聞いた話で、日本では、三着試着したお客さんはどれか一着を購入する確率が高いそうです。やはりわたしと同じく「三着も試着してしまって、きっとうんざりされているに違いない。買わないのは失礼だな」という心理が働くのだそうです。

　なんだか、めんどくさいですね。

　ところが、アメリカの場合は逆だそうです。たとえばお客さんが六着試着して何も購入しなかった場合、店員さんはひたすら謝ってくるそうです。「六着も試着してもらったのに、あなたにぴったりの服を選べないなんて、わたしにセンスが無くてごめんなさい！」といった感じでしょうか？

　このアメリカ型の考え方が面白いなと気づいたのは、某アメリカン・アパレル・ブランドのバーゲンでダウンジャケットを購入したときのこと。会計の際、店員さんに「今日は、こんなに素敵なダウンジャケットをお安く買えてラッキーですね、わたしもハッピーです！」と笑顔で感謝されました。わたしも「なるほどね〜」と感心しました。

　良いと思うものを自信をもって提供できれば、売り手は、しあわせな気分になれるわけです。